達観力 発揮中の人の言葉

達観力 概要
| 1.『明鏡止水』 先入観やこだわりを捨て、物事の本質を求めてつかみ取る力2.『大悟徹底』 気付いた事を深く根付かせ、実際の行動に移す力 |
達観力 詳細

達観力に関連する
- 道具や書籍
- 名言
- メリット
- 注意点
- 身についた人の言葉
- 私生活での 達観力
等々を記載
YouTubeでの 達観力(入社一年目社員の悩み分析/書類選考編)
「どこにいって、なにをしようとも、半分部外者のような入社1年目社員の扱いなどに、大きな差はない」

入社2年目を迎えるゆりかには、入社後まもなく退職した同期が二人いた。
その二人に 足りなかった力
その二人が 発揮できなかった力 として、おじいちゃんが評価。
- 社会人の基礎を身に付けるための必要な期間がある
- 一定の期限までに社会人の基礎を身に付けられないのは悲劇
- 社会人の基礎期間を経るのはどこの会社に居ても同じ
という、『基本積み上げ大事』的な考えを持つ、おじいちゃんの言葉。
何事においても、
与えられる事や指示される事に慣れた、未成熟な社会人1年目の若者が、丁寧な扱いを受ける事を想定・想像して期待し、その期待に応えてくれない会社への不満から、退職への道を安易に選択した新入社員。 への、おじいちゃんの言葉。
おじいちゃんと達観力
仕事でのわかる -『分かる』『解る』『判る』

ある事柄に関し、
『分かり切ってしまう』『理解の極みに達する』『今後の変更は絶対にないレベルで判明した』などが、悟り・達観の意味しているところかと思うが、
仕事のコミュニケーション場面において、『分かる』『理解する』『判る』に関連してよく目にする光景が以下のものじゃ。
一方が何かを話し、他方が聞いてうなずいて「分かりました」「解ったよ」「判った」。
一方が意思・意見、指示などを投げかけ、他方が受け取る。
『わかった』を明確に区分しているワシは、以下のように考える。
「今の『わかった』は、どのレベルの『わかった』かな?
分かる 分離
1.『あなたの口から出た言葉・意見として、私の中で分類しましたよ』
私のものではない、あくまでのあなたの言葉です
2.『あなたの言葉は、あなたの人間性そのものを表すものではない』
例えあなたの言葉がひどいものであっても、あなたの人格とは結びつけないように努力します
解る 理解
1.『おっしゃっていることは、わかりました』
あなたの言葉が意味するものは、細部に至るまで理解しましたよ。取り違えてはいません。安心して下さい。
2.『言葉の意図も意味も狙いも全て理解しました』
あくまでも、理解しただけです。賛同はしていません。あなたが言葉に込めた感情は排除しています。ドライな姿勢で臨ませて頂きます。
判る 判明 悟り・達観
1.『判りました』
全ておっしゃる通りに行動します。
2.『全て受け入れています』
自分の考えとして受け入れ、責任を持ち、その言葉の当事者として振る舞います。
3.『自分も同じです』
完全に自分の考えと一致していると判明。疑いを差し挟む余地などありません。
指示を出す側、意見を言う側、考えを披露する側(発信側)は、
相手との関係がどうであろうと、「わかる」を 判る と判断しがちじゃ。
判って欲しい。仲間が欲しい。という期待があるからじゃ。
指示を受ける側、意見を聞く側、話しかけられた側(受信側)は、
上下関係が緩い場合の「わかる」は、ほぼ全て分かる。まれに解る。で受け入れられている。
強い上下関係がある場合は、自動的に 判る(自分の意思を挟む余地はない)じゃ。
ここにギャップが発生しておる。
言葉を染み込ませて行動の変化を引き出すためには、
- 『時間』
- 『受け入れOKな心身の状態』
- 『発信側との密な関係性』
が必須じゃ。
指示を出す側の注意点
よく考えれば、その場での 判った は引き出せるはずがないのに、
- 「判ったを引き出せた!」
- 「すぐに動いてくれるはず」
- 「ありがとう。あとは任せたよ」
と思いがちなのが人じゃ。で、
指示を出す側(発信側)は、
「『判った』って言ったのに、何でその言葉通りに動かないのだろう?不誠実な人だ。私は舐められている」と、不満をつのらせていく。
指示を受ける側(受信側)は、
「『分かった』と言ったけど、同意は示していない。なんて傲慢な人だ。私は軽視されている」と、怒りを溜め込んでいく。

言葉と行動の間には深くて長い溝がある。
- たった一つの言葉でも、理解の深さは人によって大きく変わる。そんな言葉が塊になっているのが指示。言葉と行動の間には大きな距離がある。そもそも指示を理解するのが難しい。
- 指示を理解したとしても、目に見える形である『行動』に変換するのも難しい。
- 言葉を発するのは簡単。間違いのない行動の開始を引き出すのが難しい。
- 一旦行動を起こせばしばらくは続く。その行動をやり続け、習慣化するのが非常に難しい。
指示を出す側(行動変容を望む側)が、いつも心に留めて欲しいものじゃ。
達観力いろいろ
有名人の達観力 / マザー・テレサ
「平和は微笑みから始まります」をはじめ、数々の言葉が名言・格言として扱われるマザー・テレサ。
彼女の悟り、達観のおおもとは、「汝の隣人を愛せよ」。
自分を愛し、家族を愛し、隣人を愛し、身の周りの人を大切にしよう。
貧しい人がいたら、自分が持っているもの(お金、知識、医療)を差し出しましょう。
貧しい人に対し、教育や医療を分け与える過程では、負の方向への悟りも多かったはずだが、
「それでも人生は続いていく」と、止まる事なく歩み続ける。
そんな彼女の言葉とされ、人生を正しく生きていくためには、
些細な事も疎かにしちゃダメ! 考える事を怠っちゃダメ! 全ては繋がっているのよ!
を表したのが、
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

達観力発揮 一般人のよくある例
仕事編
新卒入社後15年目 37歳 男性 中間管理職 結婚7年目 共働き 子供2人
5年と2年前の子供の誕生をうけ、「この人の子供で良かった」と思われる事を、人生の一つの大きな目標として子育てに積極的に関わってきた。
リモートワークによって在宅時間が増え、部下への指導内容や管理に頭を悩ます中、子供との接触時間が増えて成長を実感し、新たな悟りを得る。
- 人生は一瞬の積み重ね。無駄にしてもよい一瞬など存在しない。
- 他人との比較 他人への期待 は、自分の子供であろうとも、相手にとっては大迷惑
- 相手が子供であろうと誰であろうと、絶対に侵してはならない領域がある
子育てでの真理に気付き、
「これが私生活の中だけでの真理のはずがない」「万物がつながっている」と、
仕事の場面での自分に置き換えて考え、比較や期待を極力排除し、本人の想いを引き出す事を第一として、部下への対応を改める。
生活編
高校1年性 16歳 女性 バレー部
バレーボールの強豪校に所属し、日々の厳しい練習や共同生活上のルールなどに戸惑いながらも、夏場を乗り越え、3年生の引退を経て、一学年上の2年生が最上級生になる時期を迎える。
同部屋で寝起きし、可愛がってもらい、面倒をみてもらっていた先輩がキャプテンとなり、人が変わってしまったかの如く厳しい要求が増えてきた。
戸惑いが怒りに変わり、先輩を避けるようになってしまうが、
『3年生を送り出す会』での、先生や3年生の想い、先輩の言葉などに触れ、
「先輩も先生も、その役割りにしたがっているだけ」
「引き受けざるを得なかった役を演じ切ろうと懸命になっているだけ」
→「そんな人をサポートする事ができない自分なんて…」と、
若いながらも深く気付いて反省し、プレーヤーとして、1年生として、バレーボール部員として、どのように振る舞うことが先輩を助ける事になるのかを考え、同じ1年生と話をし、
不足していると思われる「盛り上げ役」を演じている。


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